レンガ色のセメント袋

つくしの庭・・・そこには魔物が住んでいます。

そう、それはファンタ事件の次の日の出来事。
つくしの庭スペースが広く(長く)なったので、
つくしはとても楽しそうに、コの字に全力疾走で走り回っていました。
私も「庭を広げて良かったな〜」と思っていたのですが、
全力疾走しながらも、つくしの飽くなき探究は止む事はありませんでした。

物置に入らないもので、つくしがくわえて歩けそうなものは、
横の棚の奥の方に置いて、
手前に重い「げんのう」(でっかい金づちです)などの工具で
仮ブタのようにしていました。

私はつくしと一緒に庭にいたのですが、
「あれ?つくしが走ってこない」と思って、
物置スペースの方に行ってみると、
つくしの口の周りがレンガ色になっていて、
ビニール袋をくわえ、頭をフルフルと振っているところでした。

つくしの周りには茶色の土ぼこりがモウモウと立っています。
前足2本もスノーシュー(白い靴下をはいたような足先)ならぬ、レンガシュー。

なぜわざわざ、カゴに入れ、 棚の奥に押しやり、
げんのうでふたをした色つきセメントの粉(1キロいり)を外に出すのか?
なぜわざわざ、撒き散らして(うれしそうに)走るのか?
セメントの粉ですので、濡れたあと乾いたら、固まっちゃいますよね。
慌ててつくしを捕まえて、バリケンに入れ、
フルフルしていた所の2メートル四方を掃除して、即シャンプーです。
つくしは、人馴れさせるため生後3ヶ月からお店でトリミング
(といってもシャンプーとおひげを切るくらいですが)
してもらっています。

なので、シャンプーのときは異様におとなしいのですが、
お湯をかけてもレンガ色が落ちません!!
超ヤバイ!急いでシャンプーを付け、
泡々させると、やっと白い体に元通り。ほっとしました。
この事件から、細かいヤバ目のものは、
下から3段目より上に置くようになりました。