ミニチュア・ブルテリアの性格
性格には、闘犬時代の名残の多い子・改良後の性格付けの強い子など非常にばらつきがあるそうです。 おとなしい子・暴れん坊、犬が好き・嫌い、攻撃性がある・まったく無いなど、 いろいろとポイントはありますが、まずはやっぱりもともとが闘犬なのですから、 ステレオタイプの犬でないことは明らかです。私も最初、とても戸惑いました。 |
先代のわんこが、ドイツの警察犬として活躍しているような賢い犬種だったので、 先代のわんこの優秀さ(人間の都合ですが)を再認識させられました。 (ブルテリアが賢くない訳ではなく、人間にとっての都合上、上手く動いてくれにくいということです) ただ幸いなことにつくしには攻撃性が0なので、犬同士で遊べるし、 近所の方々にも可愛がっていただけてます。 時々行くドッグカフェでブルテリアの事を聞くと、仔犬の頃には連れて来られていたけれど、 大人になってものすごく攻撃的になって、サークルから出すこともできず、 どこにも連れて行けなくなったというわんこもいるとのことです。 |
ネットでも、「ブルテリア・レスキュー」というサイトがあって、 気軽にブルテリアを飼い始めてしまった人が、どうにもならなくなって 手放されてしまった主人のいないブルテリアがたくさん紹介されています。 「お手上げ飼い主さん」って・・・ねぇ。 |
どちらにしても訓練は必要ですね。 犬がボスになったら、この犬種に限らず目も当てられません。 小さい頃からの地道な訓練をやり切れる人でないと、大きな事故の可能性が出てくると思います。 |
もう一つ、このわんこにはポイントがあります。 それは「痛さをあまり感じないように作られている」ということです。 痛さを感じないということは、ケガをしてもわからないということで、 私たちが普通に思っている限界点をポンと越えたところに軽く行ってしまう怖さがあるのです。 |
つくしで例えると、ドッグランの階段の横に土の坂がありました。 斜度が大きいので、腹ばいになると滑ります。 それが面白くなって、3mくらい自分でズルズルと滑って遊びました。 お腹は毛が生えていないので、大丈夫かと少し心配していたのですが、 案の定お腹を見てみると赤剥けだらけになっていました。 それでも痛くないのです。楽しくてしかたないのです。 もう一度階段を上って滑り降りようとしていたので、慌てて止めました。 こんな調子なのですぐに怪我だらけになりますし、自由にさせているときは目が離せません。 そして、体罰は効きません。痛くないので。しつけは根気が要ります。 それにプラスして、つくしはある意味とても賢いので、ヒトの作る隙をいつも狙っています。 「今なら、ここまでやっても大丈夫!!」といつも思っているのではないでしょうか? 手強いですよ〜。 |